2009-10-06 17:28:47
Windows Live Hotmailのアカウント情報が大量に流出――1万件を超えるとの見方も
 米国Microsoftは10月5日、Webメール・サービス「Windows Live Hotmail」のアカウント情報が数千件流出したことを明らかにした。流出を最初に報じたニュース・サイトでは、流出件数が1万を超えるとの見方を示している。

【関連画像を含む詳細記事】

 Hotmailのアカウント情報が外部に流出したことは、Neowin.netニュース・サイトの報道で明らかになった。Neowin.netでは、何者かがHotmailのシステムに侵入したか、もしくは大規模なフィッシング・キャンペーンを行った可能性を示唆している。

 Microsoftの広報担当者は、Computerworld米国版の問い合わせに電子メールで応答し、Hotmailのアカウントが流出したことを認めた。「おそらくフィッシング行為によって盗まれたと思われるWindows Live Hotmailの数千件のアカウント情報が、第三者のサイトで公開されていることに、当社は先週末気づいた」

 ただし、同社の過失が原因でHotmailサービスがハッキングされ、アカウントのログイン情報が盗まれたという見方については、広報担当者は否定している。

 「当社としては、社内にあるデータが盗まれたわけではないと判断しており、顧客が自分たちのアカウントを再度きちんと管理できるよう支援するための標準プロセスを開始した」(広報担当者)

 個人情報盗難問題に取り組んでいる業界団体Anti-Phishing Working Group(APWG)の会長、デーブ・ジェバンズ(Dave Jevans)氏は、流出の原因がフィッシング攻撃であったとすれば、攻撃者にとっては「大きな成果だったはず」と語った。

 最初にこの事件を報じたNeowin.netによると、流出したアカウント情報は1万件を超える。ただし、これはリストの一部(AとBで始まるユーザー名のアカウント)であり、実際に盗まれたアカウント情報の件数はもっと多い可能性があるという。

 AとBで始まるユーザー名だけで1万件だとすると、全部で10万件を超えるアカウントの情報が盗まれたとみることもできる。「これが事実だとすると、1回のフィッシング詐欺事件としては、過去最大の被害者ということになる。ただし、フィッシングによってこれだけの量の情報を盗み出すには何カ月もかかる」とジェバンズ氏は話す。
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2009-09-29 19:53:18
Twitterのつぶやきをテーマごとにチェックできる「Tinker」



ティンカーで設定されたイベント。フォローすればイベントごとのつぶやきをチェックできる
 女性向け広告ネットワークを展開する米Glam Media日本法人のグラムメディア・ジャパンは9月29日、Twitterのつぶやきを複数のキーワードでフィルタリングし、テーマごとに集約・表示するサービス「Tinker」(ティンカー)を始めた。

 自分でテーマを決めてキーワードを設定、「イベント」と呼ばれるつぶやき一覧ページを作成でき、キーワードに関連する発言を投稿順にチェックできる。既存のイベントを「フォロー」し、ユーザーページで確認することも可能だ。

 例えば、ランチ関連のキーワードでフィルタリングした「ラッキーランチ♪」、iPhone関連のキーワードで整理した「iPhoneが欲しい!」といったイベントがすでに登録されている。

 イベント登録時に設定できるキーワードは、合計140文字分まで。キーワード間に「or」や「and」を入れて部分一致や完全一致の設定も可能だ。例えば、iPhone関連の情報のうち、秋葉原が関連する情報を得たいという場合、「iPhone and 秋葉原」と設定する――という仕組みだ。

 非表示にしたいキーワードやユーザーを設定したり、イベント設定者が許可した投稿のみを表示するモードも備えた。同社のデータベースと照合し、「品性に欠ける投稿を表示しないようにすることもできる」(グラムメディア・ジャパンの上江洲雅人CTO)という。

 どの時間帯にどれくらいの数の発言がされているのかをチェックできる「トレンド機能」も備えた。APIも公開し、イベントを外部サイトに表示することも可能。ブログパーツも配布する。

 収益は企業向けの有料機能で得る。自社製品などに関連するキーワードを設定してイベントを作ってもらい、イベントページにディスプレイ広告を表示するというもの。問題のある発言をフィルタリングしながら、ワンテーマについてのつぶやきを集約できるため、どんな内容が書かれるか分からないソーシャルメディアでも、広告媒体として活用しやすいとしている。

 今年3月にGlam Mediaが米国で始めたサービスを日本語化した。「Twitterは人をフォローするものだったが、ティンカーではトピック(イベント)をフォローする」のが特徴と、Glam Mediaのラジ・ナラヤンさんは解説する。

 日本版の情報ソースはTwitterのみだが、米国ではFacebookやFlickr、YouTubeからも情報を集めているという。詳細なトレンド分析など、米国版の機能も順次搭載。「6~9カ月の間に日本のティンカーも米国版に近づくだろう」(ナラヤンさん)としている。

 グラムメディア・ジャパンの山村幸広社長は「今後、ティンカー以外にも新しいサービスの提供を検討している。スピードをゆるめず、新しいインターネット媒体の設立を頑張っていきたい」と話していた。
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2009-09-25 16:36:57
『Gmail』のサービス障害で Google が謝罪


Google は24日、Web メールサービス『Gmail』で不特定多数のユーザーがアクセスできなくなったことを明らかにした。問題は既に解決したが、不具合の原因について詳細は定かではない。

Google の広報担当者は Eメールによる取材に応え、「『Google Contacts』で生じた問題に起因して、およそ1時間にわたって Gmail ユーザーの多くがサービスの遅滞や品質低下を経験した」と語り、次のように述べた。「メールサービスが全てのユーザーに対して通常の速度に戻ったのは太平洋時間午前8時頃で、Contacts に起因する問題もその直後に解消した」

今年に入り、Gmail には予期せぬサービス停止が何度か発生している。直近では今月初めに予定していたアップグレードに伴う混乱により、約2時間のサービス障害が起きた。

サービスとしてのソフトウェア (SaaS) に対する関心が高まり、クラウド技術も飛躍的に成長を続ける中、Web ベースのサービスプロバイダとして名高い Google にとって、今回の障害は最新の不具合発覚だ。なんと言っても Google は、Gmail だけでなく『Google Docs』『Google Sites』など Web ベースのアプリケーション サービスが、企業や一般のインターネットユーザーにとってのソリューションとなるよう取り組んできた会社だ。

そして Google は問題の発生を謝罪した。

「不便をかけて申し訳なく思う。通常通り、事態に変化があった場合は、最新状況を知らせる『Apps Status Dashboard』で事故報告を行なう」
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2009-09-18 20:15:33
自信なさそうに「たぶん……」と答えるQ&Aサイト 
「@nifty!たぶん袋」
 「誰かが投稿した質問に、ほかの誰かが『たぶん……』と自信なさげに答えるサイトです」――ニフティが運営する「デイリーポータルZ」(DPZ)は、投稿された質問に、思いつきや憶測で回答するQ&Aサイト「@nifty!たぶん袋」をスタートした。

 「間違ってるかもしれないけど書きたい! 思いつきや憶測でも回答したい! 自分の知らないことにも首を突っ込みたい! という落ち着きも分別もない僕たち私たち」がターゲットという。

 回答のルールは、自信のなさを謙虚に表していくこと。「答えの内容は想像やうろ覚えでもかまいませんが、『たぶん~だと思います』や『よく分からないのですが~かもしれません』など、自信のなさを謙虚に表していくことにより、いい感じに頼りないページが完成します。この点は守ってください」としている。

 悩み相談に「たぶん」で回答することで、「親身にならなくてよい。あまり考えず適当に応えてもいいので楽!」「質問に書かれていないバックグラウンドを勝手に想像する楽しみも!」といったメリットが、仕事の相談に「たぶん」で回答すると、「専門知識がなくても、他人にアドバイスをして先輩気分に浸れる」「(想像の世界で勝手に)他人の仕事・職場を体験できる」といったメリットがあるとしている。

 デイリーポータルZのシルバーウィーク企画の一環。「いつまで続けるかは未定ですが、たぶん1~2カ月くらいだと思います」。質問の投稿や回答には、@niftyの会員登録が必要。
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2009-09-14 16:11:31
「Windows 7」のアップグレード、“ここ”に注意




 2009年10月22日のリリースが迫る、新OS「Windows 7」。現在、Windows VistaないしXPでPCを使用するユーザーが、Windows 7にアップグレードする、あるいはWindows 7搭載PCを新規購入した場合に、どの条件でどのような手段・方法で作業するか、そしてどんな注意が必要か、改めておさらいしよう。



 Windows 7のアップグレード方法は、大きく分けて「アップグレード(上書きインストール)」と「新規インストール」の2種類のみとなる。アップグレードは、現在使用するWindows Vistaのデータや設定(マイドキュメント内ファイルやお気に入りなど)、インストール済みアプリケーションなどを保持したまま、上書きしてWindows 7に置き換える方法。新規インストールは新規に“さら”のWindows 7をインストールする方法だ。

●「上書きインストール」するには、いくつかの条件がある

 Windows 7の上書きインストールは、

・Windows Vista(SP1)以降を使用している
・32ビット版から64ビット版、あるいはその逆への変更は不可
・個人向けエディション(Home Premiumなど)から企業向けエディション(Businessなど)、あるいはその逆への変更は不可
・下位エディション(Windows Vista UltimateからWindows 7 Home Premiumなど)への変更でない

 という条件下で行える。

●現在使用するアプリケーションや周辺機器も、“上書きインストール”OKか

 マイクロソフトはWindows 7のリリースにともない、現在使用するPCのスペックがWindows 7のシステム要件を満たしているかをチェックできるツール「Windows Upgrade Advisor」の提供を2009年10月中旬に始める。英語UIのWindows Upgrade Advisor β版をWindows 7 RC(製品候補)版などで試用したユーザーはすでに試した人も多いと思われるが、この正式日本語版を10月22日のリリース日より少し前に提供するようだ。

 Windows Upgrade Advisorは、Windows 7が動作するシステム要件の基本チェック以外に、互換問題があるとすでに判明しているソフトウェアやハードウェアの確認、Windows Vista SP1以降が適用されているか否か、「Windows XPモード」利用時に必要な仮想化支援機能搭載CPUか否かなどの確認も行える。互換問題があると判明しているものが検出された場合、アンインストールやドライバの削除を行うなどの対処が必要になる。

 なお、個々のインストールソフトやサードパーティ製の周辺機器のすべてをWindows Upgrade Advisorでまかなうのは困難であるため、これ以外に、主に周辺機器のWindows 7対応製品情報に関する「互換性情報サイト」を2009年9月下旬に、アップグレードの手順や注意点を解説する「アップグレード情報サイト」をWindows 7販売開始時(10月22日)に開設するなど、それぞれのユーザーが疑問点や不安を解決できるサポートサイトを順次展開していくようだ。

●「新規インストール」時も、データや設定を移行できる手段はある

 一方、Windows XPユーザー(や、上書きインストール条件外のWindows Vistaユーザー、Windows 7 β/RC版なども含む)は新規インストールのみとなる。

 新規インストールは、上書きインストールのようにファイルや設定は保持されない(引き継がれない)が、旧OSから起動したインストール時に旧環境のファイルやフォルダがある場合は、旧データを「Windows.old」というフォルダへ自動格納する仕組みが備わる。「バックアップと呼ぶものではなく、あくまで緊急用という考え方のもの。万一に備え、データは別途あらかじめバックアップしておいてほしい」(マイクロソフト)とするが、アップグレード後も旧環境のデータは参照できるようになっている。

 このほか、主にPCをリプレースしたユーザー向けにデータや設定を移行できる「Windows 転送ツール」も用意する(実は、以前からあるものだが)。移行できる項目は以下のとおりだ。

 操作は、Windows 転送ツールをWindows 7のインストールメディア(あるいは新規購入したWindows 7インストール済みPC経由でコピーしたUSBメモリなど)から旧環境にインストールし、データを外付けHDDやUSBメモリなどへバックアップ(ネットワーク経由、データリンク・ピアツーピアUSBケーブル接続)。インストール後のWindows 7環境、あるいはWindows 7プリインストールPCで復元する──という流れで行う。別のPCにあるWindowsに複数のユーザー設定がある場合もまとめて移行できるという。  
 
●「標準メールソフト」は、原則として“なし”

 Windows XPにはOutlook Express、Windows VistaにはWindowsメールが、それぞれOS標準のメールクライアントとして用意されていたが、Windows 7は原則としてメールクライアントを標準で備えない。メールやIMソフト、ムービー系ソフトなどクライアントソフトウェアは、HotmailやSkydriveなどのオンラインサービスを組み合わせた「Windows Live」の中の1アプリケーションとして無償提供され、ユーザーが必要なものを好みでインストールする仕組みだ。

 「OSのバージョンアップは約3年サイクルであるのに対し、メールなどのクライアントソフトやオンラインサービス用ツールは流行やユーザーニーズに応じてそれより早いサイクルでの更新が求められる。このためにOSそのものとは切り離した」(マイクロソフト)のが主な理由だ。Windows Liveは約1年ごとに更新していくとし、次は2010年1月ごろにバージョンアップを行う予定だという。

 このため、Outlook ExpressやWindowsメール利用者は、Windows Liveソフトウェア群の1つ「Windows Liveメール」を自分自身でダウンロードおよびインストールして利用する必要がある。ある程度PCの操作に慣れたユーザーであればインストールそのものは容易だと思われるが、今後登場するWindows 7標準搭載のメーカー製PC購入者を中心とする初心者層に対してはどうか。

 この点、国内で発売する主要約20社のメーカー製PCは、はじめからWindows Liveメールなどのソフトウェアをプリインストール(ダウンロード済み状態)で出荷する──といった策とともに展開する予定とのことだ。

●メールデータ「移行時」の注意点

 Windows Vista+Windowsメールユーザーは、上書きインストール+Windows Liveメールの別途インストール、あるいは新規インストール+Windows転送ツールで旧メールデータのバックアップ・復元+Windows Liveメールの別途インストールの2パターン。Windows XP+Outlook Expressユーザーは新規インストール+Windows転送ツール+Windows Liveメールの別途インストールの方法で、原則として過去のメールデータ(アカウントやメール本文など)を引き継いで利用できる。

 なお、新規インストールを行った場合(特にXPユーザー)、あるいはWindows 7搭載PCを新たに購入した場合は、「メールのバックアップデータを先に復元」してからでないと過去メールの引き継ぎが行われない点に注意が必要だ。

 最近はHotmailやGmailなどのWebメールのみに移行する利用シーンも増えたが、過去のメールも含めてプロバイダメールのデータは重要と考えるユーザーももちろん多い。マイクロソフトは、複数のメールソフトを使用している場合なども含めた移行手順を解説するユーザーサポートサイト(http://www.microsoft.com/japan/windows/mail/ 2009年10月22日開設予定)を開設するという。公開はWindows 7発売日の2009年10月22日の予定だ。
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