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北欧雑貨・食器通販の管理者ブログ::200907
2009-07-28 16:17:22
Twitter(ツイッター/トゥイッター)がこの春ごろから、流行の兆しを見せている。6月の国内ユニークユーザー(UU)は、ここ半年で4倍に増加。有名人やメディアの利用も相次ぎ、ユーザー拡大ペースが加速している。
Twitterは、「いまなにしてる?」(What are you doing?)という質問に答え、短いテキストを投稿するだけのサービスで、「ミニブログ」と説明されることもある。
投稿は「つぶやき」(Tweet)と呼ばれ、文字数は140字に限られるが、その分気軽に素早く投稿できるのが特徴。ブログやSNS日記のように、各記事にタイトルを付ける必要もなく、思ったことをそのまま書ける。
ユーザー同士が“ゆるく”つながるSNS的な側面も持っている。ほかのユーザーのつぶやきを聞ける「フォロー」機能を使えば、友人のつぶやきをリアルタイムに受け取って状況を知ったり、自分のつぶやきをほかのユーザーに発信し、交流できる。
米国で2006年7月に始まったサービスで、運営元は同名のベンチャー企業だ。日本では07年ごろに話題となり、その後しばらく落ち着いていたが、この春ごろから人気が再燃。ネットに詳しいユーザーだけでなく、一般ユーザーや大手メディア、企業も巻き込んだブームの兆しが見えてきた。
●“ゆるく”つながる&APIでどこからでも
Twitterは、メールアドレスを使って会員登録すれば無料で利用できる。
ユーザートップページ一番上には、「いまなにしてる?」という質問と投稿用フォームがある。投稿は、フォームに140文字までのテキストを入力し、ボタンを押すだけで完了。投稿したテキストは、フォームの下に時系列で一覧表示される。投稿一覧は「タイムライン」と呼ばれる。
投稿内容は自由だ。個人の場合は、「お昼ご飯に○○を食べた」「××さんに会った」といった近況、気になるニュースのメモ、見ているテレビへの反応などちょっとしたつぶやきのほか、短歌や連載小説を書くなど、テーマを決めて投稿している人もいる。企業やメディアの場合は、公式サイトに掲載した最新ニュースのタイトルとURLを配信する、という使い方が多い。
ユーザー同士は「フォロー」でつながる。気になる人をフォローすれば、自分の投稿に加え、フォローしたユーザーの投稿もタイムライン上に表示され、いつ誰が何をつぶやいたかが分かるようになっている。知り合いや有名人をフォローすれば近況をリアルタイムに知ることができ、企業やメディアのアカウントをフォローすれば最新情報を受け取れる――というわけだ。
自分がフォローされれば、相手(「フォロワー」と呼ぶ)のタイムライン上に自分のつぶやきも載ることになる。ほかのユーザーのつぶやきに返信する機能もあり、ユーザー同士で同じテーマについて話し合うなど交流することも可能だ。
APIが公開されているのも特徴で、Twitterのさまざまな機能を利用できる外部サービスが発展している。投稿とタイムライン閲覧を行える使い勝手のいいクライアントソフトや、携帯電話から簡単に利用できるようにするサービス、画像投稿サービスなど、個人や企業が開発した多彩なサービスやツールが公開されている。
●07年に最初のブーム 2年越しの再燃、米国から“発熱”
最初に火が付いたのは2007年始めごろ。米国のWeb開発者の間で人気が広がり、日本でも開発者を中心に利用が拡大。ブログやSNSより気軽に投稿でき、ゆるくつながる次世代のコミュニケーションサービスとして期待が高まった。
APIを使ったサービスやクライアントソフトも次々に登場。日本語に対応したソフトも数多く公開され、当初はユーザーインタフェースが英語のみだったTwitterの国内での普及をサポート。「もごもご」「はてなハイク」など、Twitterに似た国産サービスもネットをにぎわせた。
その後ブームは一時落ち着いていたが、米国でバラク・オバマ大統領やミュージシャンのブリトニー・スピアーズさんなど有名人が活用したり、CNNなど大手メディアが利用をスタート。大統領や有名芸能人の生々しい日常をリアルタイムに知ったり、最前線のニュースを受け取れるメディアとして存在感が高まり、ユーザー数が拡大していった。
社会的な影響力も注目され始めた。今年1月にニューヨークのハドソン川で起きた旅客機不時着事故では、目撃者による現場写真がTwitter経由で公開され、アクセスが集中。投稿は報道機関が事故を伝える前だったことから、Twitterの即時性が武器になる例として話題になった。6月のイラン大統領選をめぐる混乱では、改革派が情報発信ツールとして利用。米国を中心とした海外のTwitterユーザーや報道機関にアピールし、支持者を集めた。
Twitterは登録ユーザー数を明らかにしていないが、米国で最も人気のアカウントは7月27日現在、300万人近くにフォローされており、米国では百万単位のユーザーが利用しているようだ。メディアとして力を持ち始めるにつれ、有名人や企業になりすました偽アカウントが作られるといった問題も浮上。Twitterは対応に追われている。
●日本でも有名人が続々 自治体、政治家も
日本のユーザーは英語版しかなかった当時から多く、07年11月時点で約2割が日本のユーザーだった。この人気を受け、デジタルガレージの子会社・DGインキュベーションが08年1月、Twitterに出資。08年4月に日本語版を公開した。
米国のブームの影響などで、09年に入って日本からの利用も急拡大。ネットレイティングスの調査によると、6月の国内ユニークユーザー(UU、家庭と職場からのアクセス)は78万3000人で、1月の20万人から約4倍に増えている。
有名人ユーザーも日に日に増えている。坂本龍一さんや、堀江貴文 元ライブドア社長、ガチャピンさんなどが使っているほか、広瀬香美さんが勝間和代さんのすすめで始めるなど、有名人が友人を巻き込む動きもある。
政治家や地方自治体による利用も進む。国会や地方議会の議員が政治の現場の声を伝えているほか、自治体では青森県や北海道陸別町などが情報発信に活用している。
メディア企業も続々と参入。朝日新聞や毎日新聞など大手新聞社が、記事の更新情報を伝えたり、取材先から現場の雰囲気をリポート。RSSリーダーに代わる情報収集ツールとしても注目を浴びている。
自動で情報発信するBOTも人気だ。APIを活用し、一般のWeb開発者が作ったものが多く、人気サイトのRSSを自動配信するBOTや、1時間ごとに時報をつぶやく「@jihou」、Twitter上で話題のキーワードをつぶやく「@buzztter」といった情報配信ツール、材料をつぶやくと、その材料を使ったレシピを教えてくれる「@recipetter」、呪文をつぶやくとスライムに攻撃できる「@dq_jumon」まで、多種多様なBOTがユーザーを楽しませたりしている。
●ブログやSNSに次ぐインフラとなる可能性も
Twitterは現在、ユーザー間の口コミで急速に広がっている。日本のユーザー数も明らかではないが、日本で人気のアカウントを見てみると、朝日新聞やガチャピンさんが5~6万のフォロワーを集め、その数は日に日に増えている。
ユーザーが増えてコンテンツが豊かになり、使い方の幅も広がる中で、ユーザーがユーザーを呼び、ネットワークが急速に広がっている。その一方で、ビジネス面ではまだ試行段階。運営会社の米Twitterはベンチャーキャピタルと共同でビジネスモデルを模索中とも報じられている。
Twitterがこのスピードで拡大を続け、ビジネス的にも成り立っていけば、ブログやSNSに次ぐコミュニケーションインフラとなる可能性もあるだろう。ITmedia Newsは今後、Twitter用語や使い方の解説記事を連載していく予定だ。 最終更新:7月28日14時18分
2009-07-27 16:02:19
ブラウザの画面上にしつこくバナー広告を表示し、広告を消したければ金を払えと脅す新手のマルウェアが見つかったと、セキュリティ企業の米Symantecが伝えた。
それによると、このマルウェア「Ransompage」に感染すると、ユーザーがブラウザで閲覧するすべてのページに、下着姿の女性をあしらったロシア語のバナー広告が表示されてしまう。ページをスクロールしても、画面下部の広告はしつこく表示され続ける。
バナー広告の文言は「この広告モジュールの解除を希望する場合、下記の番号にショートメールを送信すれば、削除のために必要なコードが送られて来ます」と促す内容。有料番号にメールを送らせて金銭を脅し取る狙いとみられる。
RansompageはInternet Explorer、Firefox、Operaの各ブラウザに対応しており、ブラウザを切り替えてもしつこい広告は消えない。ただしFirefoxの最新バージョンには対応していないという
2009-07-25 15:47:41
米調査会社フォレスター・リサーチはこのほど、アジアの新興国を中心に世界のインターネット利用者数が約5年後の2013年末までに08年実績比約45%も急増、推計22億人に達するとの予測を発表した。中国やインドでの通信インフラの整備や可処分所得の増加が背景にあるとみられ、アジア全体では2けたの伸びとなり、世界のネット総人口の4割強を占める見通しだ。
中国は今後5年間、年平均約11%という高い伸びを持続。インド、フィリピンなど4カ国も急成長する公算だ。ネット総人口に占める比率は、13年には中国単独で17%、アジア全体では43%に達し、アジアへの一極集中が鮮明化しそうだ
2009-07-25 09:37:59
米マイクロソフト(MS)が23日発表した2009年6月期決算は、売上高が前年比3・2%減の584億3700万ドル(約5兆5000億円)、純利益は17・6%減の145億6900万ドルと減収減益となった。
景気後退に伴う基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の販売不振が響いたためで、通期の減収は1986年の上場以来初めてだ。減益も7年ぶりで、圧倒的なOSのシェア(市場占有率)を武器に成長を続けたMSの経営は転機を迎えている。
OS事業部門の売上高は12・7%減だった。世界のパソコン販売が落ち込んでいることに加え、機能を絞り込んだ低価格の小型パソコン(ネットブック)市場が広がり、ネットブック向けの安価なOSの販売比重が増えたことが、売上高を押し下げた。今年10月に新型の「ウィンドウズ7」が発売されることも買い控えにつながった。
2009-07-24 19:44:45
Twitterが企業向けのTwitter活用法などをまとめたサイトを開設した
マイクロブログサービスの米Twitterは7月23日、企業や一般ユーザー向けにTwitterの活用法をまとめたサイト「Twitter 101」を開設したと発表した。
Twitterの始め方や用語集など一般ユーザーにも役立つページもあるが、主にビジネスユーザーを対象としており、ベストプラクティスや既にTwitterを利用しているDellやPepsiといった企業のケーススタディが掲載されている。また社内でTwitterについてプレゼンする際に使えるTwitterについてまとめたPDFのスライド資料などがダウンロードできる。
共同創設者のビズ・ストーン氏は公式ブログで、「多数の企業がTwitterをビジネスで利用するようになり、頻繁に説明を求められるようになった。われわれはまだ小規模なチームなので、個別に対応するより効果的な方法としてTwitter 101を立ち上げた」と語った。