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北欧雑貨・食器通販の管理者ブログ::20090728
2009-07-28 16:37:07
ネットレイティングスの調査によると、ブログ機能やWebクリッピング機能を備えたネットサービス「Tumblr」の6月の国内ユニークユーザー(UU、家庭と職場からのアクセス)は45万1000人で、5月の27万人から約1.6倍に増えた。
Tumblrは、テキストや画像を投稿するブログの機能に加え、ほかのユーザーの投稿をマイぺージにクリッピングできるソーシャルブックマークのような機能を備えたサービスで、米国の同名企業が運営している。
Tumblr成長の背景には、Twitterの国内ユーザー数拡大が背景にあると同社はみており、「Twitterの認知度アップに合わせて、海外発の従来とは違った形態のブログサービスが注目を集め始めている」とコメントしている。
●TumblrとTwitter、低い併用率 TwitterのUU、45%が35~49歳
TumblrとTwitterの併用率を見ると、6月にTwitterにアクセスした人のうち、Tumblrにもアクセスしたのは7%、Tumblrにアクセスした人のうち、Twitterにもアクセスした人は12%とそれぞれ少数だ。
「Twitterではユーザーが日常の考えや行動をテキストで投稿するのに対し、Tumblrではほかのユーザーの投稿したテキストや画像を引用転載するといった利用が盛ん。利用形態の違いから両者はユーザーを奪い合うことがなく、ともに訪問者数を伸ばしている」と同社の鈴木成典シニアアナリストはコメントしている。
ユーザー層を見てみると、Twitterは男性が58%、女性が42%、Tumblrは男性が65%、女性が35%。年齢別で見ると、Twitterは35~49歳が最も多く45%、次いで20~34歳が33%、50歳以上が17%。Tumblrは20~34歳が39%、35~40歳が30%、50歳以上が25%と、50代の利用が多い。
Tumblr普及に向けた課題として鈴木シニアアナリストは、ユーザーインタフェースの日本語化が行われていない点や、多機能なため利用への敷居が高く感じられる点、著名人や企業の積極的な利用が想定されない点などを指摘している
2009-07-28 16:17:22
Twitter(ツイッター/トゥイッター)がこの春ごろから、流行の兆しを見せている。6月の国内ユニークユーザー(UU)は、ここ半年で4倍に増加。有名人やメディアの利用も相次ぎ、ユーザー拡大ペースが加速している。
Twitterは、「いまなにしてる?」(What are you doing?)という質問に答え、短いテキストを投稿するだけのサービスで、「ミニブログ」と説明されることもある。
投稿は「つぶやき」(Tweet)と呼ばれ、文字数は140字に限られるが、その分気軽に素早く投稿できるのが特徴。ブログやSNS日記のように、各記事にタイトルを付ける必要もなく、思ったことをそのまま書ける。
ユーザー同士が“ゆるく”つながるSNS的な側面も持っている。ほかのユーザーのつぶやきを聞ける「フォロー」機能を使えば、友人のつぶやきをリアルタイムに受け取って状況を知ったり、自分のつぶやきをほかのユーザーに発信し、交流できる。
米国で2006年7月に始まったサービスで、運営元は同名のベンチャー企業だ。日本では07年ごろに話題となり、その後しばらく落ち着いていたが、この春ごろから人気が再燃。ネットに詳しいユーザーだけでなく、一般ユーザーや大手メディア、企業も巻き込んだブームの兆しが見えてきた。
●“ゆるく”つながる&APIでどこからでも
Twitterは、メールアドレスを使って会員登録すれば無料で利用できる。
ユーザートップページ一番上には、「いまなにしてる?」という質問と投稿用フォームがある。投稿は、フォームに140文字までのテキストを入力し、ボタンを押すだけで完了。投稿したテキストは、フォームの下に時系列で一覧表示される。投稿一覧は「タイムライン」と呼ばれる。
投稿内容は自由だ。個人の場合は、「お昼ご飯に○○を食べた」「××さんに会った」といった近況、気になるニュースのメモ、見ているテレビへの反応などちょっとしたつぶやきのほか、短歌や連載小説を書くなど、テーマを決めて投稿している人もいる。企業やメディアの場合は、公式サイトに掲載した最新ニュースのタイトルとURLを配信する、という使い方が多い。
ユーザー同士は「フォロー」でつながる。気になる人をフォローすれば、自分の投稿に加え、フォローしたユーザーの投稿もタイムライン上に表示され、いつ誰が何をつぶやいたかが分かるようになっている。知り合いや有名人をフォローすれば近況をリアルタイムに知ることができ、企業やメディアのアカウントをフォローすれば最新情報を受け取れる――というわけだ。
自分がフォローされれば、相手(「フォロワー」と呼ぶ)のタイムライン上に自分のつぶやきも載ることになる。ほかのユーザーのつぶやきに返信する機能もあり、ユーザー同士で同じテーマについて話し合うなど交流することも可能だ。
APIが公開されているのも特徴で、Twitterのさまざまな機能を利用できる外部サービスが発展している。投稿とタイムライン閲覧を行える使い勝手のいいクライアントソフトや、携帯電話から簡単に利用できるようにするサービス、画像投稿サービスなど、個人や企業が開発した多彩なサービスやツールが公開されている。
●07年に最初のブーム 2年越しの再燃、米国から“発熱”
最初に火が付いたのは2007年始めごろ。米国のWeb開発者の間で人気が広がり、日本でも開発者を中心に利用が拡大。ブログやSNSより気軽に投稿でき、ゆるくつながる次世代のコミュニケーションサービスとして期待が高まった。
APIを使ったサービスやクライアントソフトも次々に登場。日本語に対応したソフトも数多く公開され、当初はユーザーインタフェースが英語のみだったTwitterの国内での普及をサポート。「もごもご」「はてなハイク」など、Twitterに似た国産サービスもネットをにぎわせた。
その後ブームは一時落ち着いていたが、米国でバラク・オバマ大統領やミュージシャンのブリトニー・スピアーズさんなど有名人が活用したり、CNNなど大手メディアが利用をスタート。大統領や有名芸能人の生々しい日常をリアルタイムに知ったり、最前線のニュースを受け取れるメディアとして存在感が高まり、ユーザー数が拡大していった。
社会的な影響力も注目され始めた。今年1月にニューヨークのハドソン川で起きた旅客機不時着事故では、目撃者による現場写真がTwitter経由で公開され、アクセスが集中。投稿は報道機関が事故を伝える前だったことから、Twitterの即時性が武器になる例として話題になった。6月のイラン大統領選をめぐる混乱では、改革派が情報発信ツールとして利用。米国を中心とした海外のTwitterユーザーや報道機関にアピールし、支持者を集めた。
Twitterは登録ユーザー数を明らかにしていないが、米国で最も人気のアカウントは7月27日現在、300万人近くにフォローされており、米国では百万単位のユーザーが利用しているようだ。メディアとして力を持ち始めるにつれ、有名人や企業になりすました偽アカウントが作られるといった問題も浮上。Twitterは対応に追われている。
●日本でも有名人が続々 自治体、政治家も
日本のユーザーは英語版しかなかった当時から多く、07年11月時点で約2割が日本のユーザーだった。この人気を受け、デジタルガレージの子会社・DGインキュベーションが08年1月、Twitterに出資。08年4月に日本語版を公開した。
米国のブームの影響などで、09年に入って日本からの利用も急拡大。ネットレイティングスの調査によると、6月の国内ユニークユーザー(UU、家庭と職場からのアクセス)は78万3000人で、1月の20万人から約4倍に増えている。
有名人ユーザーも日に日に増えている。坂本龍一さんや、堀江貴文 元ライブドア社長、ガチャピンさんなどが使っているほか、広瀬香美さんが勝間和代さんのすすめで始めるなど、有名人が友人を巻き込む動きもある。
政治家や地方自治体による利用も進む。国会や地方議会の議員が政治の現場の声を伝えているほか、自治体では青森県や北海道陸別町などが情報発信に活用している。
メディア企業も続々と参入。朝日新聞や毎日新聞など大手新聞社が、記事の更新情報を伝えたり、取材先から現場の雰囲気をリポート。RSSリーダーに代わる情報収集ツールとしても注目を浴びている。
自動で情報発信するBOTも人気だ。APIを活用し、一般のWeb開発者が作ったものが多く、人気サイトのRSSを自動配信するBOTや、1時間ごとに時報をつぶやく「@jihou」、Twitter上で話題のキーワードをつぶやく「@buzztter」といった情報配信ツール、材料をつぶやくと、その材料を使ったレシピを教えてくれる「@recipetter」、呪文をつぶやくとスライムに攻撃できる「@dq_jumon」まで、多種多様なBOTがユーザーを楽しませたりしている。
●ブログやSNSに次ぐインフラとなる可能性も
Twitterは現在、ユーザー間の口コミで急速に広がっている。日本のユーザー数も明らかではないが、日本で人気のアカウントを見てみると、朝日新聞やガチャピンさんが5~6万のフォロワーを集め、その数は日に日に増えている。
ユーザーが増えてコンテンツが豊かになり、使い方の幅も広がる中で、ユーザーがユーザーを呼び、ネットワークが急速に広がっている。その一方で、ビジネス面ではまだ試行段階。運営会社の米Twitterはベンチャーキャピタルと共同でビジネスモデルを模索中とも報じられている。
Twitterがこのスピードで拡大を続け、ビジネス的にも成り立っていけば、ブログやSNSに次ぐコミュニケーションインフラとなる可能性もあるだろう。ITmedia Newsは今後、Twitter用語や使い方の解説記事を連載していく予定だ。 最終更新:7月28日14時18分