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北欧雑貨・食器通販の管理者ブログ::いまさら聞けない「ツイッター(Twitter)って何?」
2009-12-17 11:04:38
いまさら聞けない「ツイッター(Twitter)って何?」

140字以内の短い「つぶやき」を皆が思い思いに発信し合う「ツイッター」が今、ブレイクしている。ここでは、記者が知識ゼロから瞬く間にのめり込んでいった様子ををお送りする。
 140字以内の短い「つぶやき」を皆が思い思いに発信することで、コミュニケーションの輪が広がっていく「ツイッター」が今、ブレイクしている。本記事は、発売中の「日経トレンディ」1月号でツイッターの記事を担当した記者が、全くの知識ゼロから瞬く間にのめり込んでいった体験をつづった記録である。

【詳細画像または表】

 某日、以前に提案していた企画が採用された。「ツイッターを軸に、SNSやブログ、セカンドライフなども含めて、ネットを使ったコミュニケーションツールの可能性を探る」という趣旨だ。09年12月4日発売の「日経トレンディ」1月号への掲載が決まる。ツイッターの急成長や話題性の高さを背景にしての企画の提案だった。

 だが実は、この時点でツイッターへの理解度はゼロに等しかった。アカウントは7月に開設していたが、わずか2回ほど“つぶやいた”だけ。面白さを追求しようとはせず、完全に放置していた。知っていたのは「ツイッターが急激に成長し、注目を浴びている」という事実だけ。そこで、このアカウントを使ってプライベートでツイッターを再開し、その魅力を探ってみることにした。あえて事前に関連書籍などで知識は増やさず、あくまで自力で体験することを目指すのが前提だ。

ログインすると、どんどん「つぶやき」が…

 早速ツイッターにログイン。すると、画面のメインエリアには、アカウントを開設したときに自動的に登録された有名人のつぶやきが表示され、更新されていく。このメインエリアを「タイムライン」と呼ぶらしい。登録することを「フォローする」、逆に自分がほかのユーザーから登録されることを「フォローされる」と言うようだ。タイムラインには、有益そうな情報もあるが、ごく私的なつぶやき、くだらない冗談、意味不明な言葉などが入り交じっている。つぶやきの主のことは、もちろん知らない。自分は何をつぶやけばいいのか、どうすればいいのか、全くわからない。無人島から望遠鏡で都会をのぞいているような感覚で、なんとなく眺めているしかなかった。

 しばらくして自分もフォローされていることに気づく。自分をフォローしてくれる人は「フォロワー」と呼ばれるというが、以前に登録したとき、複数の知り合いにアカウント名を教えていたからだろう。そこで、こうした知り合いの数人を自分もフォロー。さらにメッセージを送信を試みる。「@××× こんにちは~」(×××は送りたい相手のアカウント名)などと、相手のアカウント名を指定してからメッセージを書けばいいようだ。すると、すぐに返信が。うれしい。知り合いに連絡したり、近況の報告したりといった投稿が増えていった。タイムラインに、有名人のつぶやきに交じって、知り合いの近況が表示されるのも楽しい。ただ、この時点では「メールやメッセンジャーで十分なのでは」とも思っていた。

私的なメッセージ交換を公開する意味は?

 あるとき、かなり私的なメッセージを知り合いに送った。すると「ツイッターの投稿は基本的に誰でも閲覧できるから配慮せよ」といった趣旨のアドバイスのつぶやきが届く。恥ずかしながら知らなかった。同時に「ダイレクトメッセージ」という特定のユーザーだけに自分のつぶやきを送れるメールのような機能も備えていることを学ぶ。公開できない大事な連絡にも使えるというわけだ。ツイッターの幅の広さを知ったと同時に、「では、知り合いとのメッセージの交換を、わざわざ公開する意味は?」と感じた。

 ここで、「@×××」によるメッセージの送受信の面白さを思い知らされる出来事が起きる。知り合いが「iPhoneを買ったので、面白いアプリを探している」みたいなこととつぶやいていたので、自分が最近ダウンロードして気に入っていたアプリの名前を@で送った。すると驚くべきことに、そのアプリの開発者から感謝のメッセージが届いた。しかもアプリの使い方で不明な点があったので質問してみたら答えてくれる。閉じたコミュニケーションのメールやメッセンジャーでは、あり得ない経験だった。そもそもアプリを探していた知り合いには、その知り合いをフォローしているたくさんのユーザーから情報が届いたらしい。自分をフォローしてくれる「フォロワー」を増やしたほうが楽しそうだと感じる。

 どうすれば、フォロワーを増やせるのか。よくわからなかったので、2つのことを試みた。まずは、とにかく自分がフォローする人を増やすこと。有名人や知り合いがフォローしていたり、フォローされていたりするユーザーで、少しでも興味を抱くことをつぶやいている人を次々とフォローしていった。すると結構な確率で、フォローし返してくれる。

有名人から返事が届いた!

 次に実践したのは、有名人にメッセージを送ってみること。当然、無視されることも多い。だが、返事が届くことも少なくない。なかには自分が送ったメッセージを引用してくれる有名人もいた。すると、その有名人をフォローしているユーザーが、フォローしてくれたりする。このときに学んだのは「RT」機能。ほかのユーザーのコメントを引用するときは、「RT @△△△」(△△△は引用したつぶやきの主のアカウント名)を自分のつぶやきに含める慣習。つまり有名人が、自分のつぶやきを引用してくれると、そこには自分のアカウント名が含まれるわけで、フォロワー数が増えるきっかけになる。

 こうしてフォロー数とフォロワー数が徐々に増えていったのだが、本当に面白くなってきたのは、それぞれ100を超えたあたり。いろんな人が、ニュースをつぶやいたり、愚痴をつぶやいたり、映画の感想をつぶやいたり、誰かと会話していたり……100人が暮らす世界をのぞいている気分だ。一方で、自分が何かつぶやくと、知らないフォロワーからメッセージが届く。そして、タイムラインに表示された知らない人にメッセージを送ってみると、返事が返ってくる。ふと頭に浮かんだ疑問をつぶやくと、答えが返ってくることも多い。さらに「#」(ハッシュタグ)という、特定のテーマをほかのユーザーと共有して、会話を交わせる機能も知る。非常に刺激的で、仕事のためというそもそもの原点を忘れて、加速度的にツイッターにハマっていった。

リアルじゃありえない!“ツイッター事件簿”

 ここでツイッターで目撃したり、体験したりした、「ツイッターならではの出来事」を紹介したい。

エピソード1「なくしたiPhoneが見つかった!」

 あるとき、iPhoneを電車に忘れたらしい人が、「iPhoneを○○に忘れた。発見したら連絡がほしい」といったつぶやきを投稿。誰かが、そのつぶやきをRT、それを見た別のユーザーが再びRT。RTが次々と連鎖していき、iPhoneは無事に発見され、持ち主に連絡が届いた。ツイッターのリアルタイム性・伝搬性の高さが役立ったエピソードだといえる。

エピソード2「有名人と議論が白熱!」

 またあるとき、有名人が上梓したばかりの自著に対する読者のコメントを、本の宣伝のためにことごとくRTしていた。この有名人をフォローしていたため、タイムラインがそのRTで連日、埋め尽くされる状況。そこで不満をつぶやいたら、著者からメッセージが届き、議論を交わせた。手の届かないはずだった有名人と、ある日突然会話が始まる。ツイッターのオープン性を実感できた瞬間だ。

エピソード3「匿名の相手が友人だった!」

 友人と酒を飲んでいたら、「この間ツイッターで話したテーマだけど…」と話題を振られたが、全く記憶がない。自分は実名だが、友人は匿名でツイッターに登録していたため、友人は自分のことを把握していたが、自分は誰と話しているのか認識していなかった。実名と匿名が入り交じった世界では、こんなことも起きる。

エピソード4「“独り言”が伝わった!」

 あるとき、フォロワーの一人にどうしても伝えたい言葉があったが、さまざまな理由から直接伝えるのは難しい状況だった。そこで@を使わず、あくまでも独り言として、かつ特定の人へのメッセージだとわからない内容をつぶやいた。にもかかわらず、そのフォロワーから返事が届いた。誰でも見られる状態でパーソナルなメッセージを発信するという、今までのネットではあまり見られなかったコミュニケーションスタイルだ。

左手にiPod touch、右手にケータイ

 このように従来のコミュニケーションではあり得なかった出来事をもたらしてくれるのがツイッター。今では、移動中は左手にiPod touch、右手にケータイを持ち、Wi-Fiの届くところでiPod touchでツイッターのデータをダウンロード。ケータイでつぶやきを書いて送信する。外出先で気になったコメントはブックマークし、自宅や会社のパソコンでチェックし、必要であれば返信するというツイッターどっぷりな生活が続いている。

 発売中の日経トレンディ2010年1月号「黒船ツイッターは時代を制するのか」では、こうしたツイッターの経験を踏まえたうえで、ツイッターのビジネス活用の可能性、mixi(ミクシィ)やGREE(グリー)、Ameba(アメーバ)といった先行するコミュニケーションサービスの動向を探っている。(文/松野浩之=日経トレンディ)
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